はじめまして、「つるおか しゅん」と申します。
本名に「鶴」がつくので、それを平仮名にして「つる」です。深い意味はありません。
2024年で34歳になります。現在は妻と4歳/0歳の息子で千葉の田舎(田んぼだらけ)で暮らしています。
基本情報
- 名前:つる
- 年齢:33歳
- 家族構成:夫/妻/長男・次男 4人暮らし
- 職業:Web制作・マーケティング会社に勤務(コーディング・マーケティング)
- Twitter:@Tsuruoka_1103
好きなもの・得意なこと
「誰が興味あるんだ…」と思いつつも、私の好きなものを紹介する。
- 本を読むこと:まったり読書する時間が好き
- 篠笛を吹くこと:地域のお祭りで篠笛を吹くのが最高のエンタメ
- 音楽を聴くこと:クラシック(ショパン&ベートベン)とBUMP OF CHICKENをよく聴く
- 料理をすること:自分のためには作らないけど、誰かのために料理をするのが好き
- 考え事をして文字にまとめること:政治、経済、暮らし、お金、科学、歴史…ありとあらゆるジャンルに興味があります。それを調べて文字に起こしまとめるのが好き
- カフェ&パン屋めぐり:地元の人が経営しているカフェやパン屋を巡るのが楽しい
- 人間観察:カフェや電車でよく人間を観察します
- 旅行:年に2〜3回は旅に出ます。現地の暮らしを疑似体験するのが好きだから、行く場所は地元の人が行くようなスーパーや穴場スポットばかり
- 動物や子どもと仲良くなること:なぜか動物や子どもと仲良くなれます。あと子どもをあやすのも得意。
- 運転すること:よく「運転うまいね」と褒められますが、自分ではふつうのつもり。
- 釣りをすること:アジングがとくに好き。道具がシンプルでミニマムであり、サクサク動き回りながら釣りをするアジングのスタイルが、たぶん自分の性格とマッチした。釣ったアジも美味しい。
- 社交の場:飲み会やパーティーのワイワイした雰囲気は好き。でも、人前で話したり自分がその場を回すのは苦手…
嫌いなもの・苦手なこと
30歳を過ぎるまで自覚がなかったが、自分は内向的な性質を強く持つらしい。これまでの経験や数々のセルフ診断で明らかになった。
なので、嫌い(苦手)なものは、内向型人間が苦手とするものばかりだ。
- 強い刺激:とくに音と光が苦手。耳栓とアイマスクなしでは眠れない。
- 電話:かけるのも受けるのも苦手。あと受信音が鼓膜を破る感覚がして、耳を塞ぎたくなる
- 予定を入れること:予定はスカスカにしていたい。
- しっかりすること:予定通りに物事を進めたり、忘れ物なく準備したりはできない。
- 予定を守ること:予定自体を忘れてしまう。重要な用事はスマホカレンダーに必ずメモする。
- リーダーになること:なぜかリーダーに抜擢されるけど、リーダーの素質はまったくない。
- 人前で話すこと:緊張して脇汗がとまりません。どもります。
- 雑談:仲のいい知り合いは別として、ちょっと知り合った人との雑談はできない。美容室や歯医者では無言をつらぬく。
- 早起き:子どもの時から朝が苦手で起きられない。朝7時半がギリ。
- モノをなくさないこと:スマホ、財布、イヤホン、結婚指輪などなど…あらゆるモノを失くした。覚えておくのが苦手
- 会議:誰かの話に割って入るタイミングを見失いがち。アドリブで話すことが苦手。いつも聞き役に徹する。
そして、ミドサーになって気づいたけど、私はたぶん発達障害の気質も併せ持っている。おそらく軽度のADHDだ。
衝動性・多動性・注意欠如のなかでもとくに「注意欠如」が強い。よくモノをなくすし、忘れ物は日常茶飯事。大事な用事さえすっぽかしてしまうほどだ。家族や友人には呆れられている。
ゆえに、モノに対する執着は消えた。いや、消えざるをえなかった。すぐモノがなくなるから。だから、モノはできるだけ持たない。自分にとってこれだけは!と思うモノ以外はすべて捨ててしまった。
虚無だった過去の自分
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。一瞬だけ過去のことをお話しさせてください。
大学を卒業後、都内の区役所に就職
やりたいことがなかった僕だが、やりたくないことだけはたくさんあった。やりたくないことリストはこうだ。
- 常に競争にさらされる状況
- 怖い上司がいる職場
- 詐欺に近いモノを売りつけること
- 長時間労働
- 休みが取れない業界に就職
- 労働と賃金が見合ってない企業
こう考えた僕は「安定」と「平和?」を求めて公務員になることを決意。猛勉強(←けっこう頑張った)の末、都内の区役所に入庁した。
「このままでいいんだっけ?」という違和感
入庁して3〜4年経った後、歳で言うと26歳くらいのとき、「本当に今のままでいいんだっけ?」という違和感が日に日に強くなっていった。
仕事は恵まれていたと思う。手取り25万くらいあったし、福利厚生も充実、有給も1年で15日は取れていたと思う。傍から見れば「何を贅沢いってるんだ」と感じるかもしれない。
けど、はっきり言葉にできないものの「自分が求めていたものとちがう」というズレがあった。
大きな不満はない。大きな不満はないはずなのに、自分の中で違和感はどんどん膨らんでいく。
その違和感が次第に心を蝕んでいき、気がつけば言葉にできない「生きづらさ」を感じるようになっていた。
深酒と散財を繰り返すように…
ふつうの人と同じように仕事ができず悩んでいた過去の僕は、ビジネス書や心理学の本を読み漁って必死で仕事術を取り入れようとしていた。
後から入ってくる後輩に抜かれいく感覚もあって焦っていたし、何年も頑張っているのに会議で緊張してしまう自分がイヤで毎日のように日本酒を飲んで酔っ払うことで現実の自分から目を背けていた。だし、休日はお金を使いまくり、今思えばそれほど欲しくないものを買ったり、趣味(釣り)の道具を買い込んで遊んでいた。
お酒を飲んだり、散財したりすることでたしかに気持ちは晴れた。だけど、その幸福感は一時的なんですよね。すぐにダメな現実が戻ってきて絶望する。そしてまた深酒をして、散在する…。この繰り返しでした。
転職した。だけど、違和感は消えなかった。
結婚を機に、地元の市役所に転職をした。子育てがしやすい環境を整えようと考えたからだ。通勤時間は片道1時間半から5分になり、仕事の負担は大幅に減った。「これで一生安泰だ!」と有頂天になっていたと思う。
だけど、生きづらさは消えなかった。むしろ、生きづらさは拡大していった。
ー自分は内向型の人間なのかもしれない
あるとき気がついて、自分の抱えている苦しみの正体がおぼろげながらも見えてきた。
人付き合い自体は嫌いなわけではない。
だけど、大勢の人と話そうとすると会話に入れない。言葉の意味を考え込んでしまう。
職場の上司や同僚との飲み会も嫌いじゃない。むしろ好きだ。
だけど、飲み会の次の日は疲れて動けなくなってしまう。
職場の上司は優しい人ばかりだ。同期とも仲が良い。
だけど、同じ空間の中で、同じ人間関係を長期的に維持しなければならない。
その閉塞感?が苦手だったのだ。
また、昔から思い切った行動も苦手だった。
東京に就職したのに、地元を離れて暮らすことに不安や恐怖を感じてしまう。
海外留学をしたかったのに、ホームシックになるのが怖いと感じてしまう。
イケイケの民間企業に就職したかったのに、仕事についていけない恐怖が勝ってしまう。
大きな決断やチャレンジが苦手だった。
「いい学校に入って、大企業に就職して、結婚して、家を買う」は幸せなのか
幸い僕は友だちに恵まれていて、高校の友だちも大学の友だちも、みんな「優秀」だった。みんないい大学に進学して、名のしれた大企業に就職して、20代で結婚して、立派な家を建てていった。彼ら彼女らが眩しく見えた。
だけど、僕の「幸せ」とかけ離れている感じもしていた。
内向型の人間は刺激に対して敏感に反応してしまうがゆえに、自然と欲求は自分自身へと向かっていく。だからこそ、自分自身が納得できるかどうかが大事なのだ。
それなのに、他人を羨み、自分を蔑み、今の環境に無理やり納得しようとして、本当の感情や欲求にフタをしてきた。それが「毒」になっていた。
他人の目ばかりを気にして、自分を無視し続けた結果、心身に不調をきたした。
自分の抱える生きづらさの正体は、「社会のレールから外れることへの恐怖」だった。
- 部活動には所属したほうがいい
- いい学校に進学したほうがいい
- 大企業や公務員になったほうがいい
- 年収は高いほうがいい
- 家は広いほうがいい
- 職場の近くに住んだほうがいい
- 結婚したら新築の家を買ったほういい
- 子どもが生まれたら父親は仕事を頑張ったほうがいい
- 30代で仕事をヤメないほうがいい
- 専業主夫はカッコ悪い
こういった価値観や常識から外れることへの恐怖や不安があった。だし、外れるという選択肢も持ち合わせていなかった。
子の誕生とコロナ禍が自分を救った
転機は、第一子の誕生とコロナの流行だった。長男が生まれたことで「このままではマズい」と思うようになったのと、「この生活を子どもに見せたくない」という想いが芽生えた。
同時にコロナが流行したことで、1人の時間が強制的増えた。不要不急の外出禁止と3密回避のおかげでテレワークが導入されたり、休日に分散勤務する仕組みができたりして、それらを利用した。
今までたくさんの人に囲まれた中で仕事をしていたが、コロナ禍では1人静かな環境で仕事をするようになった。
するとどうだ。仕事がはかどるはかどる。多くの人は「1人だと気が散る」「1人だとしゃべる相手がいなくてさみしい」「1人だと集中できなくてサボっちゃう」となっていたけど、僕は違った。
1人のほうが
- 刺激がなくて集中できる
- 好きな服装で仕事ができる
- 周りの人を気にせず仕事に集中できる
- 「おはようございます」「お疲れ様でした」の煩わしさがない
と、むしろ1人のほうが作業に集中できた。
自己理解と諦め
1人の時間が増えて、自分と向き合う時間も増えた。そうするうちに、あることに気がつく。そう、それは「自分=内向型人間」だという事実だ。
僕が読んだ本によると、内向型の人は
- 刺激に敏感で、
- 他人よりも自分に意識が向き、
- 瞬発力よりも持久力があって、
- 1つのことをじっくり考える能力が高い
属性を持つ人のこととあった。そして、この気質は「性格」のように変わるものではなく、遺伝子レベルで組み込まれた不変的なものであるらしい。科学的にも立証された気質なんだとか…
「俺は内向型人間だから明るく誰とでも仲良くなる人にはなれないんだ」と悟りました。だから、頑張るのをヤメた。会議で、電話で、プレゼンで、うまくしゃべれない自分を責めるのをヤメた。
しかし、僕も罠にハマっていた
だけど、この社会には大きな落とし穴がある。それが世の中の75%が外向型の人であり、また、社会は外向型人間を求めがちであること。
つまり、内向型人間にとって非常に生きづらい社会になっている。
- 誰とでも仲良くなりなさい
- 多くの人と友だちになりなさい
- 会議では積極的に自分の意見を言いなさい
- 成果を得たいならリスクを取って挑戦しなさい
みたいな言説は、たぶん学校でも言われたんじゃないかな〜。それくらい浸透している。
過去の僕は「社交的にならなきゃ!」と、友だちをたくさん作り、先輩と飲み会に行き、会議でできる人風を演じていた。
だけど、その反動で深酒と散財を繰り返し、心身を壊した。「もうムリ」となって仕事もヤメてしまったんです。
生きづらいと感じている、実は静かな人へ
今もし「友だちが少ない」「会議でうまくしゃべれない」「上司の前で吃ってしまう」「都会暮らしはなんとなくイヤだ」と感じているなら、あなたは内向型人間かもしれない。
30個くらいの質問に答えるだけで気質がわかるから試してほしい。
で、もし内向型人間だったとしたら、、、
ムリに外交型人間を装うのはヤメてください。心身を壊します。なので、あなたの強みを発揮するにはどうしたらいいかを考えて、あなたの属性に合った環境に移動することを推奨します。
「置かれた場所で咲く」よりも「咲ける場所に移動」しましょう。このブロクでは過去の僕がどうやって咲ける場所に移動したかを紹介します。参考になったら嬉しい。
ブログタイトルに込めた思い
内向的で控えめな人が抱える働きへの不安や悩みに寄り添い、自分に合った働き方を見つけるきっかけや糸口になればと思い、このタイトルにした。
また、働き方で悩む人の多くは、同時にお金の不安もあると考えた。なぜなら、内向的な人は外交的な人に比べて会社での評価が得られにくい傾向があり、出世や昇進が遅れる傾向があるからだ。
さらに、今の会社を辞めて他の会社に転職する際も、外交的な性質を求められる傾向があり、内向的な人の居場所は少ない。よって低賃金を余儀なくされる可能性もまたある。
自分の悩みをさらけ出せる人も少なく、一人で悩みを抱え込むようになり、孤独感を感じやすい。よって、孤独感を癒やすためにお金をたくさん使ってしまったり、お酒を大量に飲んでしまったり、必要以上に娯楽にはまってしまったりする。
そんな人の悩みや不安に寄り添ってあげたい。そして、自分がその人達の道しるべとなることができたら嬉しい。同じ目線で相手の立場にたってブログを作っていきたい。
なぜ、ブログか。
や など他の媒体を使った発信も可能だ。だが、テーマが壮大かつ、デリケートで繊細な内容を扱う。
10枚のスライドや140文字で説明できる自信もないし、こちらの意図が正しく伝わらないかもしれない。だから、まとまった文章が書けるブログを選んだ。
もちろん
や も活用して、みなさんの悩みに寄り添うようなコンテンツを発信していく。ブログはじっくり読みたい方向け、SNSはすぐに真似できそうな情報を見たい方向けにしようと考えている。このブログでやらないこと
決意表明じゃないけど、初心を記しておこうと思う。
- 人をムダに傷つけること
- 根拠のない数字やデータを掲載すること
- 自分の主張を押し付けること
- 他の人を評価すること
- 使ったことないモノやサービスを紹介すること
- 案件を受けること(←ないと思うけど)
できるだけ公平に、できるだけ客観的に書く。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
どうぞよろしくお願いします。
「交換日記
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