一度食洗器を手放したけど、再購入した理由と感想【共働き4人家族】

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お皿洗いの時間がストレス…
食洗機導入しようかしら

こんな方に向けて。

4年くらい前に食洗機を購入したが、引っ越しをきっかけに手放してしまった。

が、再度引っ越ししてスペース的な問題が解消されたのと、だんだんとお皿洗いがストレスに感じてきたので、メルカリで中古の食洗機を購入した。

一度食洗機を手放す→手で皿洗い→再度、食洗機を購入した」というちょっと変わった?経緯を持つ僕が、食洗機のメリットとデメリットをまとめていく。

数万以上する食洗器を導入する価値があるのか、食洗器導入を検討している人の参考になれば嬉しい。

僕が購入した食洗器は下記です。
Panasonic「NP-TH4 W

食洗器はもっとも買ってよかった家電に入る

最初に結論から言えば、食洗機を買い直して大正解だった。家事効率化のために買った家電の中でもっとも満足度の高い家電に、食洗機は入る。

夕食後に余裕が生まれる

第一に、食器洗いの時間から開放される。

今まで食器洗いと食器拭きにかけていた30分がたったの「5分」になった。

ご飯を食べ終わったらざっと水洗いして食洗機に食器を放り込み、適当に洗剤を投入してスイッチを押すだけで済む。日常のタスクが大幅に削減される。

夕食後の変化

一番恩恵を感じたのは夕食後で、食洗機導入の効果が顕著に現れる。

家族で夕食を楽しんだ後、お茶を飲んだり、デザートを食べたり、家族と話したり、子どもと遊んだりする余裕が生まれた。

食洗機があるおかげで、汚れがつきやすい食べ物をお皿に載せるのも躊躇しなくなった。お皿やフォークにチョコがついても食洗機があるから大丈夫!という安心感がある。

食洗器があれば肌が荒れない

手の乾燥も気にならなくなった。

一口に食器を洗うといっても、分解すると様々なタスクをこなす。

  • スポンジに洗剤をつける
  • 泡立てる
  • 食器を洗う
  • 食器を流す
  • 食器を水受けにいれる
  • タオルで拭く

といった具合だ。スポンジに洗剤をつける作業は1回の食器洗いで何回もやる場面だってある。お手拭き用のタオルもビショビショになる。

また、肌荒れも気になる。夏はいいが、冬は肌が荒れ放題になっていた。とくに親指のひび割れがしんどくて、冬は指用のボンドが欠かせない。本当にツラい。

これが食洗機をあれば、下記の6つのタスクを

  • スポンジに洗剤をつける
  • 泡立てる
  • 食器を洗う
  • 食器を流す
  • 食器を水受けにいれる
  • タオルで拭く

1つのボタンを押すだけで完結してくれるし、1時間後くらいには乾燥まで終了した状態で完了してくれる。肌荒れの元凶である洗剤を肌につけることがなくなるのだ。

スポンジを買う時間が削減される

食器洗いにはスポンジが欠かせないが、スポンジを買い替えるのも地味だが必要なタスクだ。

食洗機を買う前はよく汚れが落ちて、耐久性の高いスポンジをネットで調べてまとめ買いしていた。ストック管理も立派な家事だが、目立たない。名もなき家事の代表。

食洗機を導入すれば、スポンジを買い替える頻度が激減する。手洗いをするときもあるからスポンジのストックは欠かせないが、食洗機の導入前と導入後とでは明らかにタスク量が減った感覚がある。

お菓子作りが快適になる

もともとお菓子作りは妻の趣味で、食洗機があったときはよくお菓子を作っていたが、食洗機を手放してからやめてしまった。妻曰く「お菓子作りは楽しいけど、後片付けがめんどくさい」とのこと。

ボウルやミキサーなど、洗いにくい形状をしている上に小麦粉やチョコ、生クリームといった液体がベッタリとつく。

ところが、食洗機を導入後、妻のお菓子作りも再開された。ボウルやミキサーも、さっと水洗いして食洗機に入れてしまえば、あとは勝手にきれいになってくるので、洗い物の身体的・心理的負担から開放されたようだ。

また、僕はといえば子どもとホットケーキ作りを楽しんでいる。ホットケーキ作りは楽しいけど、洗い物がめんどうで子どもから遠ざけていたけど、食洗機があるおかげで「ホットケーキ作ろう!」と子どもに言える。そんな自分が嬉しい。

複雑で小さな食器類もきれいに洗える

食洗機を再購入してよかったことは、複雑で小さな形状の食器もきれいに洗えることだ。

具体的にはお菓子用の泡だて器、コーヒーマシンのフタ、子ども用の容器など、小さくて複雑な構造ゆえに手洗いだときれいに洗うのが難しいし、時間がかかる。

それが食洗機だと熱湯をいろんろ角度から食器に吹き付けて洗うから複雑な構造でも温水が届く。食洗機で洗うと隅々まできれいになるし、匂いも消してくれる。

その他だと、食洗機だと水筒の洗浄が圧倒的に楽になる。熱湯で洗うから除菌までできてしまう安心感があるし、乾燥後にほんわり温かく仕上がるのが嬉しい。

食洗機のデメリット

僕の生活に欠かせない食洗機だが、デメリットもあるので記しておく。デメリットをよく考えた上で、メリットとデメリットを比較検討して買う・買わないの判断に至ってほしい。

【デメリット】食洗機に非対応な食器たちをどうするか?問題

食洗器は40~80℃の温水で高圧洗浄するから食洗器で洗えない食器が出てくる。具体的には、漆器、耐熱温度が低いプラスチックやガラスの食器、メッキ付きの食器などだ。わからなければ「食器名 食洗器」とググってみるとわかる。

食洗器を導入時は食洗器に非対応の食器が意外と多いことに気が付くはずで、我が家もそうなった。

ただ、最近だと食洗器に対応した食器や保存容器、調理器具が増えてきて、数年前に比べたら圧倒的に使える食器が増えた印象がある。我が家の食器の80%くらいは食洗機に対応済みだ。最近だとフライパンや鍋なども食洗機に対応してきた。

【デメリット】導入のハードルがやや高い

食洗機は便利だが、場所をとる。コンパクトなものもあるけど、ファミリー向けのものはかなり大きい。ぜひ実物を家電量販店で確認してほしいが、「かなり大きいな」という印象を受けるはずだ。

最近の家だと食洗機を置くことを想定して食洗機を置くスペースが確保されているケースもあるけど、10年以上前に建てられた物件だとそれがない場合が多い。

また、食洗器にはタンク式と給水式にわかれるんだけど、

  • タンク式:水をタンクにくんで水を補給する仕組み(どこでも設置できるが、水をくむ手間が生じる
  • 給水式:蛇口に分岐水栓をくっつけて蛇口から水を補給する仕組み(自動だが、分岐水栓の取り付けが必須

となり、タンク式は場所に困らないけど給水の手間がかかり、給水式は給水は自動だけど、分岐水栓の設置がハードルとなる。

我が家は一度食洗器を手放したのは、場所的な問題に加えて給水の問題に直面したからで、スペースが狭く分岐水栓を取り付けられなかったので断念した。

どうせ食洗器を買うからには給水の手間もなくしたいから、タンク式は個人的に微妙だと思っている。家事の負担レベルによると思うけど、時短が目的ならなら給水式がオススメ

【デメリット】二度手間が発生する

食洗機は40~80℃の温水を高圧水流で洗う構造だから油汚れには強い。

だけど、お皿にこびりついた汚れには弱くて、具体的にはカレールー、チーズ、米、餅、ココアパウダーの染みの洗浄は苦手とする。

だから食洗器に入れる前に軽く水洗いして、場合によってはスポンジで軽く擦る必要があるんだけど、食器を洗ってまた食洗器に投入することになる。食洗器で洗う前に食器を手洗いする本末転倒なシチュエーションは意外と多い。

このような汚れに関して、我が家では食洗器に入れる前に80℃のお湯でサッと洗っている。もしくはつけ置きしてから食洗器に放り込む。それでも無理ならキッチン泡ハイターの出番だ。

100%汚れが落ちる保証はないけど、90%くらいの出来で食器を返してくれるようになった。これで十分。

【デメリット】メンテナンスが必要

食器を洗うと食洗器に食べカスがたまるから定期的なお手入れが必要になる。お手入れをしないと、フィルターに汚れが付着し、洗浄力が落ちるし衛生的にもよろしくなくなる。

それでも、食器を洗う手間に比べたらボタンひとつでお手入れが完了できてしまうし、週1回程度の頻度でOKだから全然楽。

食洗器を選ぶときの基準と譲れなかった機能

と、メリット・デメリットを比較検討して、食洗器を再度買うことにした我が家。

前回と同様、Panasonicの食洗器にしたんだけど、前回の反省を踏まえて購入の基準を明確にした。それが、

  • ファミリー向けタイプである
  • フタの開けしめがアナログである
  • 給水式である

この3つ。我が家は4人家族で洗う食器数が多いし、今後減る見込みはなく、むしろ洗う食器数は増える見込みだからサイズはファミリータイプだ。加えて、いちいち水をくむ手間が惜しいからタンク式ではなく給水式。

フタの開けしめがアナログ?と思われたかもしれないが、意外と重要で、前回はデジタルボタン式の最上位モデル「NP-TZ200」を購入したんだけど、フタを開ける手段がデジタルのボタンだった。濡れた手で触っても反応しないことが多発し、それが小さくもストレスだったからアナログで開けられるタイプにしようと思ったのだ。

ただ、今は最上位モデルでもアナログで開けられる仕様に変更されたみたいなので、この問題は解消されたみたい!(さすがPanasonic!)

Panasonic公式ホームページより

まとめ:食洗器が代替してくれる家事と生み出すもの

食洗器購入の最大のハードルは「設置」だと思うけど、今だといろいろなタイプの食洗器が登場し、また、家のほうも食洗器を置く前提で作られはじめてきたから、設置のハードルは低くなってきたと思う。

次のハードルは価格で、小さいものでも3万円、最上位モデルだと10万円くらいするから、決して安い買い物とはいえない。ただ、食洗器の導入によって得られた家族の時間や生活全体に感じる余裕、趣味のお菓子作りなど、お金で換算できない価値を10万くらいで得られた。

僕は買い直してよかったと思っている。食洗器の購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

内向型会社員の日常(33歳)|2児の父(4歳・0歳)|区役所⇒市役所⇒主夫・レンコン農家⇒Web制作・マーケ会社|自分の心に忠実に。日常を快適に楽しく過ごす|モノ少なめ、お金少なめ|内向的な人の働き方やライフスタイル、日々の気付きなど|静かな人向けの働き方を発信

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